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海外コスメ【プレストピグメントとアイシャドウパレット】の違い

  • 海外コスメすみれチャンネル
  • 2020年5月14日
  • 読了時間: 5分

更新日:2020年8月25日

こんにちは、すみれです。

皆さんは海外コスメを買う際に、商品名として”Eyeshadow Palette”があるかないかをよくご覧になっていますか?


「英語だしそんな意識して見てないかも👀」


そこのあなた!!✋ちょっと待った!  


実は海外コスメの場合、⚠️目周りに使用することは推奨されていないも⚠️のがアイシャドウなのに入っていたりするんです。


ん?どういうこと?

そう思われますよね、その通り。


主にSeohoraやBeautylishなど日本からご購入できるブランドをイメージしていただきたいのですが、

アメリカの直轄でいうと、基本的にアイシャドウを製造販売するにあたり、商品を<アイシャドウとして販売して良いか>をアメリカの食品医薬品局(FDA=Food and Drug Authorities)と言う、日本の厚生労働省のような働きをするところに申請をし、

FDAからの承認を受け始めて『アイシャドウパレット』として販売することができるんです。

 一方、これは目周りに使うことは推奨されていない色素(色素は英語でPigmentピグメント)の場合、申請が降りません、その際は『アイシャドウパレット』としては販売できず、『ピグメントパレット』『プレストピグメント』などの記載で販売することができるのです。

ここで言う⚠️『ピグメントパレット』の記載の意味は、顔には使える色素が、目周りの使用は推奨されていないもの⚠️です。ちょっとした読み取る必要がある”暗号”のようなものですね


ただ、ここで紛らわしいのはSephoraやBeautylishなどで買い物をするときに、アイシャドウのカテゴリーに全て一緒に入っています。

ブランドとしてもそれらをわかりやすく伝えない部分もあったりもしますが、よく箱を見てみると、それらの色味は目周りには推奨されていないと小さく書いてあったりするのです。



やはり敏感肌の方などは警戒されるので、もちろんアメリカなどでも、そのような商品が出ると、これってFDAが目をつける可能性がある商品だよね、とか目周りには優しくない?といった声なども多々あり、はっきりわかりやすくするべきだといった声もあります。




一例をいうと、Huda Beauty、カラーポップ、アナスタシアビバリーヒルズ、その他数々のブランドはそのようなパレットを出しています。写真はあくまでそれらの一例です。




そんな中、過去Huda BeautyからはNeon Obsessions Paletteについての声明があり、

アメリカでは目周り使用は認められていないけれど、他国だったら認められているので同じ商品も<アイシャドウ>として販売することができる、といった見解も出しています。



2019年7月5日にこちらのパレットにつき声明あり(引用文)




じゃあ、そもそも💡一体目周りに使ってどのようによくないのでしょうか?💡


これは色素が強いため、⚠️肌への色素沈着⚠️が生じること、また敏感肌の方は加えて⚠️アレルギー反応を起こす可能性⚠️が高いことなどがあげられます。


アメリカでは認められていない色素(ピグメント)だけれどUKやEUでは大丈夫なものもあったりするので、他の国ではいいからアイシャドウパレットとして公式には認められずとも販売をするのか、自粛や販売するならもっとはっきりと伝えるべきなのか、自己責任で使えばいいのか、色々捉え方はあると思いますが、皆さんはどのように感じられますか?💐


 ちなみに私の経験としては、アナスタシアビバリーヒルズから発売されている

下記写真のパレットでプレストピグメント記載の色味を使用した場合のことをお話しします。


私の肌は普通〜強めの方ですが、プレストピグメント記載の色味を使った際に、

洗顔後に塗った部分に”赤み”を確認しました。こちらは紫やピンクを使った箇所に見られたので色素沈着か、とは思いますが、知らなかったら、赤みが出て驚いたと思います。

これらの赤みは24時間くらいで自然と消えました。敏感肌の方はそれ以外の症状も出る可能性も無きにしも非ずですので気をつけたいところです◎

もちろん全く問題なく使える方はラッキーなので色々とお楽しみいただけると思います❤︎



上記は販売時の記載についての『プレストピグメント』と『アイシャドウ』の違いをお話ししたのですが、

ついでにお話しすると、他の観点での違いは『プレストピグメント』と言うときはピグメント(色素)に混ぜ物をせず純粋にプレストしたものを指し、一方『アイシャドウ』と言う場合はピグメントにその他成分を加え肌になじみやすくしたもの(皆さんが通常お使いになるようなアイシャドウ仕様)となります。

基本的に混ぜ物をすると色味の彩度が落ちることから、ネオンカラーやはっきりとした原色の場合はプレストピグメントが使われることが多いわけなんですね◎


ただ、それらの商品を市場に出すにあたり、FDAに申請し基準に沿わないと、”アイシャドウパレットとして販売できるプレストピグメント”と、”アイシャドウパレットとして販売できないプレストピグメント”が出てくるわけなのです。


それらが、またごっちゃにお店のアイシャドウパレットのカテゴリーに入っているので

余計に紛らわしいのですよね。



じゃあどうすればいいか?

🌟基本的にネオンカラーなど原色のあるパレットの場合は、記載に”Eyeshadow Palette”があるかないかをしっかり見ていただければ、敏感肌の方は安心だと思います⭐️



ただ、海外コスメで例外もありますよ★

VISEART(ヴィジアート)と言うフランスのブランドですが、こちらはプロのメイクアップアーティストに向けて商品を作ってきたブランドであり、現在はSephoraやBeautylish、VISEARTその他サイトで購入ができますが、

<Pigment Paletteとあっても肌に優しいもの>となります。

EUの管轄なのでEUの規制にしっかりと沿っているため目周りに使って安全だとEU当局から公式に認められているだけではなく、このブランドのCEO(最高経営責任者)のアナスタシアさんと言う女性の方は、元モデルの起業家の方ですが、非常に敏感肌を持っていることからモデル時代アイシャドウなどで目周りに反応が出てしまい苦労をしたお方です。

その彼女が全ての商品を自分の目周りで試して大丈夫なものを販売しているので、多くのプロアーティスト、メイク愛好者、敏感肌の方からも支持を集めています💛

また、マットに関しては非常にブレンドがしやすく、パレットに見た色のままの色味が目元で発色してくれる、色白の方から褐色の方まで全ての肌に色味が出てくれる、そんな素晴らしい定評があるブランドです。


こちらのブランドのパレットのレビューに関してはYouTubeにてレビューをあげていますので宜しければ是非ご覧くださいね💛

(@海外コスメ &すみれLife)




それでは今回はプレストピグメントとアイシャドウのお話でした❤️

色々と知識をつけながら安全に楽しくコスメを冒険していきたいですよね💛



また他の記事でお会いしましょう❤︎

愛を込めて。すみれ





 
 
 

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